猫の世界もたいへんにゃ! 困った猫を助けてくれ!
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ウンチがなかなか出ないときは?
一日に数回ウンチをするネコですが、ときには便秘にもなります。
便が出ても乾いていたり、やたらと力んだりしていたら便秘です。
原因は様々で、人間のようにストレスや運動不足、食習慣などによっても起こり、2~3日でおさまれば特に心配はないといわれています。
長く続いたり、お腹を触ると痛がるようなら、腸の障害や異物の飲み込みなどが考えられます。
また、体のどこかに病気があって衰弱した結果、便秘になる場合もあります。
いずれにしても、すぐに獣医さんに相談するようにしましょう。
病気ではなく便秘が習慣になっているなら、繊維質の多いバランスのとれた食事を与えて改善させてあげてくださいね。
目がどんよりと瞬膜に覆われていたら?
ネコの目には、「瞬膜」というものがあります。
人間にはない、目を保護するための薄い膜で、普段は縮んで目頭の位置に隠れています。
この瞬膜もネコの健康状態をよくあらわします。
もしも瞬膜が出っぱなしになって目がどんよりして見えたら、目ばかりでなく体のどこかにトラブルがあると考えられます。
瞬膜は、下痢や消化官内の寄生虫など体内の影響で出てくることがあり、このような胃腸系の病気の場合は、治ると同時にひっこみます。
また、交感神経など神経性の病気で出てくるケースもあります。
このとき両目を比べてみると瞳孔の大きさが違って見えるので、疑わしいと思ったら、すぐに獣医師の診察を受けたほうがいいでしょう。
部分的にハゲていたら何の病気?
体の一部をなめ続けた結果、そこの毛が擦り切れて薄くなり、ハゲたように見える場合は、ストレスが原因で毛づくろいをし過ぎているのかもしれません。
また、脱毛した部分をかゆがっているなら、アレルギー性の皮膚炎なども考えられます。
円形脱毛症のように抜けているようなら、皮膚真菌症というカビの疑いがあります。
もっとも、円形の脱毛がすべてカビのせいというわけではありません。
そっと周りの毛を引っ張ってみて、力を入れなくても毛が抜けるようでしたら、カビが生えている可能性が高いので、動物病院で検査してもらうことが必要です。
アゴの下にブツブツができていたら?
ネコにも、人間のニキビのようなものができることがあります。
アゴの下にできる黒いブツブツがそれで、ネコ座瘡、アクネとも呼ばれ、かさぶた状のものが毛についている場合もあります。
アゴの下は食べカスがつきやすい場所ですが、綺麗好きなネコでもここは舌が届かず、完全になめ取りきれません。
そのため皮脂腺がつまって起こるのです。
ブツブツが出たら、ぬるま湯をひたしたガーゼなどで優しく拭き取ってから消毒するか、
定期的にシャンプーをして清潔を保つようにします。
これは人間のニキビと違って、ネコの年齢に関係なく出ます。
また、何度も繰り返して出来るのも特徴で、ひどいときには抗生物質の投与が必要になりますから、獣医さんに相談しましょう。
目ヤニや涙がやたらと出ていたら?
目から、目ヤニや涙がたくさん出ていたら、眼球と目の周りをよく観察しましょう。
ちょっとしたゴミやほこりが入っただけなら一時的なものですから、ウェットティッシュで拭き取ってやります。
もし眼球に傷や曇りがあったり、目の周りがはれるなどの炎症があったら、ケガや病気のためだと考えられます。
目をしょぼつかせていないか、しきりに前脚でかいていないかといったことに加え、食欲や鼻水、くしゃみが出ていないかなどもチェックしてください。
ネコ用の目薬なども販売されていますが、獣医さんの診察を受けておくと安心です。
目の病気で多いのは、細菌に感染して起きる結膜炎や角膜炎ですが、内臓疾患などの可能性もあるので素人判断は禁物です。